フランススタイルを学ぶフラワースクール NATURE(ナチュール)  大森駅から徒歩6分!パリスタイルのアレンジメントを基礎から学べます。DAFAやフランススタイルのディプロマ取得も。品川や目黒、川崎からも便利! 

大森のフラワースクール NATURE(ナチュール)では日仏フローラル芸術協会の認定講師によりオシャレでシックなパリスタイルのフラワーアレンジが学べます。


20日

パリへ ③ カスタニエさんのレッスン

今日は朝からまるまる一日レッスン。昨年日本にもいらしたジャック・カスタニエ氏のレッスンです。カスタニエ氏はフランスの文化の最もすぐれた継承者に与えられる『MOF(国家最優秀職人賞)』という肩書きをお持ちのすごい方。パリ市内でお花屋さんを経営していますが、色々な学校などで指導をしたり、海外でデモンストレーションをなさったりととてもお忙しい方。

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彼のショップ『Art et vegetal』では黒と黄色のテーマカラーでハロウィーン風のデコレーションが施されていました。でもお店先はとてもナチュラルな雰囲気・・・

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お店からすぐの会場で早速レッスンの開始。カスタニエさんのデモを見たあと早速制作開始。参加者は日本で生徒さんに教えている方DAFA3保持者ばかりなので、作業はみなさんとても早くて上手。一つ目は土台を使った長方形のブーケ。

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ひとりでは抱えきれないほどの大きさのブーケを作るのはかなりの技術と体力を必要としました。それでも何とか完成に至り、、、。

お腹も空いてきました。そうしたら今回カスタニエさんがサプライズでご自宅に我々を昼食に招待してくださったのです!!それが大変素晴らしい空間。

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アパルトマンの最上階。前の晩から準備して驚かせようとしてくださったそうで、完璧なテーブルセッティングです。ハランとほうずきのアレンジやテーブル上のバラの花びら、そして秋にあわせてカボチャや木の実、キャンドルなどが美しく飾られ、全てがジャック・カスタニエという人の美意識によって創りだされた空間でした。

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黒服のバトラーがシャンパンとカナッペのアペタイザーをサーブしてくださり、ランチタイムの始まり。この日はウサギのお肉料理に始まり、チーズやデザートまで、大変美味しいお食事でした。

フランスには『Art de Vivre(アールドビーブル)』という言葉があり、日本語で『生活の中の芸術』とか美しい暮らしなどと訳されますが、カスタニエさんの暮らしは文字通り『Art de Vivre』だと感じました。

さて、夢の空間からお暇して、午後もレッスンですよ!大作が続きます。

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透明のメディシスを使った、パーティー用の装花。大作でしたがスピードも速く完成させることが出来ました。最後にディプロマいただきます。dsc09032大作を2つ、そして夢のようなランチと、怒涛の一日でした。体力を使い果たし、持ちきれない荷物と共にタクシーで帰宅。そのまま倒れこみました・・・。

大変お優しいカスタニエさん、有り難うございました。

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*カスタニエさんのお家のトナカイです。

パリへ ②

10月のパリは寒く、特に私たちのいた時期は毎日気温は一ケタ・・・。念のためにと持っていったストールや長袖のセーターがこんなに活躍するとは。

近くのポールで簡単に朝ごはん。ポールは今や東京の駅ナカにも沢山お店を出しているので、何だか有難みがないけれど、ここオスマン通りのポールは2階がサロンドテになっているので使いやすい。

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アプリコットのパイとカフェクレーム。二階の窓からは秋のパリの景色がきれい。8時をとうに過ぎているのにまだ薄暗いパリの朝。

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少し時間が有ったので、午前中は絵を見に行こう。ルーブルもオルセーもポンピドーも何度も何度も行っているけど、やはり自分の好きな絵や彫刻に会いたくなる。私は美術が大好き。

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やけにチケット売り場が空いていると思ったら、ルーブルは休館日だった。でも建物の回廊の窓から、この写真の彫刻の間が見れました。この部屋はいつも人が少なくて、シーンとした空気の中でじっくり彫刻たちと向き合える場所。観光地の人の多さに疲れた方々に大変オススメです。気を取り直して対岸のオルセーに行こう。

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寒そうですね・・・。実際とても風が冷たかったです。後ろに見えるのがオルセー美術館。かつての駅舎を改築して美術館にしています。ルーブルより少し年代が新しい作品が多く、ゴッホやモネ、ミレーの超有名な作品が並んでいます。二階にはとても雰囲気のあるレストランもあり、広すぎない館内でゆっくり過ごすのもオススメです。