この旅行記もこれで最終回。
最後はエクサンプロバンスからTGVでパリに。3時間半でパリ・リヨン駅に到着します。お昼時だったので知人から勧められていた駅構内にある『Le TRAIN BLUE』というレストランへ。構内だからと何気なく行ったらけっこう高級レストラン?
お店の入り口は階段を上がった2階。大きなスーツケースをどうしたものかと困っていたら、屈強なスタッフが来てくれて重~いスーツケースを軽々と両手に持ち階段をスタスタ、入り口まで案内してくれました。汗一つかかず・・・。マッチョじゃなきゃここでは働けないのね。
豪華な店内。実はここパリリヨン駅は19世紀のパリ万博のときに作られた駅で、このレストランも国の歴史的建造物にも指定されています。天井や壁には世界各国のリゾート地の景色が描かれていて、眺めるだけでも楽しくなります。昔の人々もまだ見ぬ土地に思いを馳せたのでしょう。店内は豪華絢爛ですが旅行客も多く、比較的カジュアルな服装でもOK。サービスも大変感じよく、「お客様のお好みのように、どのようにでもいたしますよ」と、笑顔のおじさまがサーブしてくれました。
オードブルに頼んだフォアグラ。すごくしっかりとしたお味で、柑橘系のゼリーと共にいただくととても美味~。
その他タルタルステーキなどをアラカルトで頼みましたが、量もしっかりあり、お味もgood。お支払いのときはさすがパリのお値段~でしたが、ステキなひと時でした。(というか我々田舎から出てきたばかりなので、いきなり異次元に来た感じ?!。)
ちなみにこちらはレストランだけでなく、奥にカフェもあります。カフェだけの利用もできるので、気軽に雰囲気を楽しみたいときはお手軽でいいかも。
今回はセーヌ川沿いに立つアパートメントホテル『Citadines Saint-Germain-des-Pres(シタディーン サンジェルマンデプレ) 』に滞在。ホテルの目の前の景色です。
部屋も広くキッチン付きなので少々外食疲れしている我々には大正解!近くには日本でもお馴染みのパン屋さんのポールや美味しいお惣菜屋さん、スーパーもあり、そこで色々買って並べたりサラダを作ったりして、あとはワインを開けるだけで十分立派なお食事になります。またそれが美味しいの! しかも物価の高いパリでは経済的に過ごせます。
デザートだってお部屋でゆっくり~。家にいるみたいにくつろげます。
パリにもマルシェがあり、美味しそうなお野菜や果物、お惣菜のお店が並びます。どれも新鮮そうで見ているだけでも楽しい~。
色々なお店が集まるサンジェルマン界隈、牡蠣好きの私を待っていたかのようにオイスターバーもありました!!やった~。こちらも生牡蠣とワインだけを出すタイプのお店。夏でも美味しい種類を選んで並べていて、オーダーするとお兄さんがせっせとカラを開けてくれます。
どうですか?これに冷えた白ワイン。一人1ダースずつですが、あっという間にぺロリです。後日お店の写真を撮りに行ったら、その日はお休みでした。
『Opium,La Cabane』 44 Rue Dauphine,75006 Paris ℡ +33 1 43 29 32 73
パリの有名な観光スポットは夏休みでごった返しています。エッフェル塔もすごい人。でも日本で予めオンラインでチケットを買い、入場時間を予約をすることが出来るのですよ!そうすれば長い列に並ぶ必要はありません。
暑かったけれどお天気が良かったので遠くまで一望することが出来ました。
娘と初めて二人で行った南フランスとパリの旅。珍道中でもありましたが本当に思い出に残る旅でした.またいつか行けるように頑張ろう~~~!! 〈終〉