フランススタイルを学ぶフラワースクール NATURE(ナチュール)  大森駅から徒歩6分!パリスタイルのアレンジメントを基礎から学べます。DAFAやフランススタイルのディプロマ取得も。品川や目黒、川崎からも便利! 

大森のフラワースクール NATURE(ナチュール)では日仏フローラル芸術協会の認定講師によりオシャレでシックなパリスタイルのフラワーアレンジが学べます。


南フランス プロバンスへの旅 ③

南フランス プロバンスへの旅 ③

宿泊しているBonnieux(ボニュー)を拠点に、近くの村々をたずねてみました。ボニューは本当に小さい村なので、連泊していると村に顔見知りも出来てきます。村のアンティークショップのお兄さんが「今ならまだSault(ソー)という村でラベンダーが見れるはずだよ。」と教えてくれました。プロバンスはラベンダーの一大生産地でもあり、日本でも有名なロクシタンの本社もこちらにあります。花が咲いたら刈り取ってしまうので、夏だからと言ってもタイミングがよくないと見れないのです。

「一時間くらいで着くよ」・・・との言葉を信じたら・・・・やはりそれは地元の人の『一時間』だった・・・。

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こんな岩山を眺めながら車は標高を上げていきます。一時間たってもなかなか目的地につかなくて・・・どこよ~~~と思っていたら

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じゃ~ん、ありました!道の両側、ずっとラベンダー畑が広がっています。北海道の観光農園とは全く違い、お店も人もなにもない、ただただ畑だけが広がっています・・・。

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いつも写真を撮ってくれていた娘、初登場!真夏ですがSault(ソー)は高原なので爽やかな風が吹いています。あたりからラベンダーの良い香りがして、花の蜜を求めてミツバチが沢山飛んでいました。そういえばマルシェでもラベンダーのハチミツ、売っていましたね~。ちょっと遠い道のりだったけど、来てよかった。

そしてまたまた車で違う村をたずねます・・・。

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こんな赤い岩山の上に村があるなんて想像できますか?ここはルシヨンという村。赤い岩山からはオークルという色の絵の具の原料が取れます。車でどんどん上っていくと・・・

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オークル色の家々が立ち並ぶ、何ともステキな村。かーっと熱いプロバンスの陽射しですが、日陰がたくさんありそこはヒンヤリしていて過ごしやすい。バカンスシーズンなのでフランス人家族が沢山来ていました。ちなみにフランスに着てからここまでで一週間以上、日本人にあったのはたった一組だけ・・・。

プロバンスで感激するのは野菜や果物の素晴らしい味!!土地のミネラルが豊富なのと、聞けばやはり工夫をしている農家が多いそうで、とにかくどれも味が濃くて甘みがしっかり。ここルシヨンで食べたランチも感激ものでした~。

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オードブルにシェアしようと頼んだ生ハムとメロン。来てビックリの大きさ!しかもメロンがものすごく美味しいの!のども渇いていたのであっという間にぺロリ!

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娘が頼んだタルティーヌ。こちらもにも美味しい生ハムがたっぷり。

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私が頼んだプロバンス風サラダ。たっぷりのお野菜に、熱々揚げたてのナスとズッキーニが添えられています。サルサソースとともに食べるとひっくり返りそうになるほど美味しい~!! 帰国して家で作ってみましたが、同じようにはいかなかった・・・。

周りの人々は水滴の着いている美味しそうなワインを飲んでいましたが、今回もまた泣く泣く諦め車に戻りました。

『村』ではないのだけれど、プロバンスに来たのだったらアルルにも行ってみる事に。アルルは我々が好きな画家、ゴッホが何年か過ごした場所でもあり、沢山の作品を描いた土地でもあります。

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アルルには観光客が沢山。道の両側にお店がずらりと並んでいます。ボニューから来た我々にとっては大都会に思えてしまいます。日除け代わりでしょうか、道にカラフルな傘のデコレーション!すごいアイディア。

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ゴッホが描いた私の大好きな『夜のカフェテラス』という絵。1888年に制作されました。現地には説明書きとともにパネルが飾られています。

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そしてそのモデルとなったカフェ。『カフェ・ヴァン・ゴッホ』という名前で現在も営業をしています。

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その他にも絵の舞台となった場所が数多く残されています。お土産物やさんにもゴッホグッズが沢山ありました。

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そんなアルルともお別れして、車を返しにエクサンプロバンスへ戻ります。しかしまだ難問が・・・。レンタカー返却の前にガソリンを入れなくては!!しかもセルフ!日本ではほとんどガソリンを入れたことのない私(夫が担当)。道を尋ねながらガソリンスタンドへ何とかたどり着き、そばにいたバイクのお兄ちゃんを捕まえ聞きまくり、何とか給油し支払いを済ませ、無事完了!車も返却することが出来ました。

初めての海外レンタカーで何百キロも走りましたが、事故も無く本当に良かった~。一人で手続きをし、知らない土地をあちこち走り、システムの違う高速道路や駐車メーター、給油方法などなど、我ながら一人でよく頑張ったものだなあ・・・としみじみ。その気になれば何とかやれるものなのかも。またこれで更に男前になっていくような気がちょっぴりしています・・。

続く・・・

 

 

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