①から続く・・・(*ちなみに今回の旅の写真は娘が撮りました)
我々が2泊したBonnieux(ボニュー)という村は、かつて敵からの進入を防ぐために山肌に張り付くように造られた、いわゆる『鷹ノ巣村』と呼ばれるものです。近くの大きな街エクサンプロバンスからレンタカーで1.5時間くらい。。。。。ホントはもっと早くつくのだけど、そこは安全運転で。何しろフランスの制限速度、高速道路は130キロ、田舎の道でも一般道は90キロなのです!!田舎道には中央分離帯もガードレールも無く、すぐ脇はブドウ畑・・・。なのに対向車は90キロでやってくるから、サイドミラーもぎ取られそう。ましてや畑になんて落ちたくな~い!慣れるまで怖い怖い。
村の麓からの景色です。もっと上まで続いているのだけど、はいらない・・・
右側の建物がボニューのホテル。ご夫婦で経営している全6部屋の村で一番大きなホテルです。窓からはリュベロン地方の景色が広がります。お部屋は南仏らしい色使い~
心のこもった素晴らしい朝食が用意されるテラスの窓辺。何日も連泊しているフランス人家族もいました。宿泊者が使える共同キッチンや冷蔵庫もあり、皆ワインや果物を冷やしていたり、アットホームで何だか懐かしい感じがしたお宿です。
この手の村は、とにかく坂道と秘密の階段?の連続で健脚向き。村のレストランに行くのも結構大変です。けれど何気ない暮らしぶりの中のセンスがすごくいい。
村の頂上にある教会からは、遠くにかつてあのサド侯爵がすんでいたという『ラコスト村』が同じように山はだに建っているのが見えます。こういった村々が車で20~30分くらいの距離に点在しています。
この村の夕焼け・・・。教会の鐘が響く中、いつまで見ていても飽きることのない景色でした。ちなみにこれは九時ごろの様子。夏の夜は長いですね・・・。
続く・・・