フランススタイルを学ぶフラワースクール NATURE(ナチュール)  大森駅から徒歩6分!パリスタイルのアレンジメントを基礎から学べます。DAFAやフランススタイルのディプロマ取得も。品川や目黒、川崎からも便利! 

大森のフラワースクール NATURE(ナチュール)では日仏フローラル芸術協会の認定講師によりオシャレでシックなパリスタイルのフラワーアレンジが学べます。


09月

出番待ち・・

明日から10月。今朝5時すぎに起きて市場に行くとき、Tシャツにパーカー姿では寒いくらいでした。早起きが大の苦手の私。いよいよあの暗いうちから車を走らせる季節が近づいてきたのだなあ・・とちょっぴり覚悟した朝でした。

市場に行ったら人も花も沢山。寝ぼけた頭も瞬時にスッキリ!良いものを見つけようと歩き回ります。今回も明日のレッスン用に抱えきれないほどの花を仕入れ、車に積んできました。

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帰宅後、水揚げをして花達を生き返らせます。花はこのほかにもまだありますよ~。このあとゆっくり仕分けして、明日の生徒さん達を待ちます。(カメラのバッテリーが切れていたので、i-phoneにて)

 

プレゼント型のアレンジ

街には金木犀の甘い香りが溢れています。犬の散歩をしていると、茶色い小さな頭の上にもオレンジ色の花がついていたりして思わず笑みがこぼれてきます。良い季節ですね・・。

さて先日ディプロマの初級クラスではお花で作るプレゼント型のアレンジをレッスンいたしました。その時によって使う花が違うので、ニュアンスもいろいろですが、いつ作っても可愛らしいアレンジです。

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今回、写真撮影用に黒いプラスティックボードをホームセンターで買ってきて使ってみました。作品にもよりますが、白い背景の時と印象が違う感じ。例えばこのワイヤーもデザインも、ちょっとアーティスティック。

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これからも時々使ってみようかな。来月はまたまた違うデザインをレッスンいたします。お楽しみに~。

体験レッスンも受け付けておりますのでお気軽にご連絡くださませ。1作品5400円で体験していただけます。

 

 

上級クラスでモダンのレッスン

ディプロマクラスを続けているSさん達のグループ、今月から上級クラスに進まれて心新たにレッスンをしています。今回はモダンの基礎となる『シーランドル』(円柱形に活けるスタイル)をお勉強しました。

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フランスのモダンスタイルは葉を中心にデザインを作り、そこに花を1種類添えて完成させる、シンプルでスタイリッシュ。慣れるまで葉の扱いなどなかなか難しいけど、『やいがいのあるレッスンでした~』と生徒さんからもお声が。

上級クラスはモダンのスタイルを沢山扱います。これからも楽しみにしていて下さいね。

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ナチュールでは基礎からスランススタイルを学び資格も取れる『ディプロマクラス』と月1回季節のパリスタイルを学ぶ『パリの花クラス』をご用意。目的に合わせてご参加下さい!まずは気軽に体験レッスンを!レッスン日の1週間前までにメールか電話でご予約下さい!

体験レッスン可能日: 10月1. 3.14. 15.16日。 11月5.7.18.19.20日。なお3名以上集まれば上記以外の日も対応いたします。

体験レッスン詳細;1回約2時間で1作品を作ります。レッスンフィー5,400円(資材・税込)開始時間曜日により異なりますのでお問い合わせ下さい。

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9月の『パリの花』クラスでは・・

台風が過ぎ去り、急に秋の風を感じるようになりました。皆様お変わりないでしょうか?

最近フランスのアーティストの作品を見ると、ガラスのチューブ(試験管)を使った作品を沢山目にします。今月の『パリの花クラス』では、そのチューブを使ったアレンジにトライしていただきました。

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ワイヤーで様々な形のベーズを作っていただき、そこに柳の枝と共に沢山のチューブを絡ませていきます。

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ベースをリースの様にする方・・・枝も工夫して入れていらっしゃしました。

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上のほうに高さを出して立体的になさる方。チューブを使うからこそ出来る、空間使いですね。他にも沢山ステキな作品が出来上がりました。こういった課題のときこそ、各自のオリジナリティーを出した作品つくりに挑戦してみてください。今月はまだまだレッスンが続きます。どんな作品が出来上がるか、私もとても楽しみです。

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ナチュールでは体験レッスンを随時受け付けております。月1回の『パリの花クラス』や基礎からパリスタイル全般を学べる『ディプロマコース』など、それおぞれの目的に合わせたレッスンが受講可能。クラスの雰囲気やレッスン内容など、お気軽に体験なさってください。(ご予約下さい)

体験レッスン可能日:9月16,17,18  10月1,3,14,15,16日

体験レッスン料:5,400円(講習費。資材。税混み)

1レッスン薬2時間で1作品を作ります。開始時間など曜日によって異なります。HP内のお問い合わせ欄からメールで、またはお電話(090-4706-8223)でお問い合わせ下さい。

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南フランス プロバンスへの旅 ④

この旅行記もこれで最終回。

最後はエクサンプロバンスからTGVでパリに。3時間半でパリ・リヨン駅に到着します。お昼時だったので知人から勧められていた駅構内にある『Le TRAIN BLUE』というレストランへ。構内だからと何気なく行ったらけっこう高級レストラン?

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お店の入り口は階段を上がった2階。大きなスーツケースをどうしたものかと困っていたら、屈強なスタッフが来てくれて重~いスーツケースを軽々と両手に持ち階段をスタスタ、入り口まで案内してくれました。汗一つかかず・・・。マッチョじゃなきゃここでは働けないのね。

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豪華な店内。実はここパリリヨン駅は19世紀のパリ万博のときに作られた駅で、このレストランも国の歴史的建造物にも指定されています。天井や壁には世界各国のリゾート地の景色が描かれていて、眺めるだけでも楽しくなります。昔の人々もまだ見ぬ土地に思いを馳せたのでしょう。店内は豪華絢爛ですが旅行客も多く、比較的カジュアルな服装でもOK。サービスも大変感じよく、「お客様のお好みのように、どのようにでもいたしますよ」と、笑顔のおじさまがサーブしてくれました。

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オードブルに頼んだフォアグラ。すごくしっかりとしたお味で、柑橘系のゼリーと共にいただくととても美味~。

その他タルタルステーキなどをアラカルトで頼みましたが、量もしっかりあり、お味もgood。お支払いのときはさすがパリのお値段~でしたが、ステキなひと時でした。(というか我々田舎から出てきたばかりなので、いきなり異次元に来た感じ?!。)

ちなみにこちらはレストランだけでなく、奥にカフェもあります。カフェだけの利用もできるので、気軽に雰囲気を楽しみたいときはお手軽でいいかも。

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今回はセーヌ川沿いに立つアパートメントホテル『Citadines Saint-Germain-des-Pres(シタディーン サンジェルマンデプレ) 』に滞在。ホテルの目の前の景色です。

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部屋も広くキッチン付きなので少々外食疲れしている我々には大正解!近くには日本でもお馴染みのパン屋さんのポールや美味しいお惣菜屋さん、スーパーもあり、そこで色々買って並べたりサラダを作ったりして、あとはワインを開けるだけで十分立派なお食事になります。またそれが美味しいの! しかも物価の高いパリでは経済的に過ごせます。

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デザートだってお部屋でゆっくり~。家にいるみたいにくつろげます。

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パリにもマルシェがあり、美味しそうなお野菜や果物、お惣菜のお店が並びます。どれも新鮮そうで見ているだけでも楽しい~。

色々なお店が集まるサンジェルマン界隈、牡蠣好きの私を待っていたかのようにオイスターバーもありました!!やった~。こちらも生牡蠣とワインだけを出すタイプのお店。夏でも美味しい種類を選んで並べていて、オーダーするとお兄さんがせっせとカラを開けてくれます。

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どうですか?これに冷えた白ワイン。一人1ダースずつですが、あっという間にぺロリです。後日お店の写真を撮りに行ったら、その日はお休みでした。

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『Opium,La Cabane』 44 Rue Dauphine,75006 Paris   ℡ +33 1 43 29 32 73

パリの有名な観光スポットは夏休みでごった返しています。エッフェル塔もすごい人。でも日本で予めオンラインでチケットを買い、入場時間を予約をすることが出来るのですよ!そうすれば長い列に並ぶ必要はありません。

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暑かったけれどお天気が良かったので遠くまで一望することが出来ました。

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娘と初めて二人で行った南フランスとパリの旅。珍道中でもありましたが本当に思い出に残る旅でした.またいつか行けるように頑張ろう~~~!! 〈終〉

 

南フランス プロバンスへの旅 ③

宿泊しているBonnieux(ボニュー)を拠点に、近くの村々をたずねてみました。ボニューは本当に小さい村なので、連泊していると村に顔見知りも出来てきます。村のアンティークショップのお兄さんが「今ならまだSault(ソー)という村でラベンダーが見れるはずだよ。」と教えてくれました。プロバンスはラベンダーの一大生産地でもあり、日本でも有名なロクシタンの本社もこちらにあります。花が咲いたら刈り取ってしまうので、夏だからと言ってもタイミングがよくないと見れないのです。

「一時間くらいで着くよ」・・・との言葉を信じたら・・・・やはりそれは地元の人の『一時間』だった・・・。

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こんな岩山を眺めながら車は標高を上げていきます。一時間たってもなかなか目的地につかなくて・・・どこよ~~~と思っていたら

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じゃ~ん、ありました!道の両側、ずっとラベンダー畑が広がっています。北海道の観光農園とは全く違い、お店も人もなにもない、ただただ畑だけが広がっています・・・。

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いつも写真を撮ってくれていた娘、初登場!真夏ですがSault(ソー)は高原なので爽やかな風が吹いています。あたりからラベンダーの良い香りがして、花の蜜を求めてミツバチが沢山飛んでいました。そういえばマルシェでもラベンダーのハチミツ、売っていましたね~。ちょっと遠い道のりだったけど、来てよかった。

そしてまたまた車で違う村をたずねます・・・。

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こんな赤い岩山の上に村があるなんて想像できますか?ここはルシヨンという村。赤い岩山からはオークルという色の絵の具の原料が取れます。車でどんどん上っていくと・・・

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オークル色の家々が立ち並ぶ、何ともステキな村。かーっと熱いプロバンスの陽射しですが、日陰がたくさんありそこはヒンヤリしていて過ごしやすい。バカンスシーズンなのでフランス人家族が沢山来ていました。ちなみにフランスに着てからここまでで一週間以上、日本人にあったのはたった一組だけ・・・。

プロバンスで感激するのは野菜や果物の素晴らしい味!!土地のミネラルが豊富なのと、聞けばやはり工夫をしている農家が多いそうで、とにかくどれも味が濃くて甘みがしっかり。ここルシヨンで食べたランチも感激ものでした~。

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オードブルにシェアしようと頼んだ生ハムとメロン。来てビックリの大きさ!しかもメロンがものすごく美味しいの!のども渇いていたのであっという間にぺロリ!

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娘が頼んだタルティーヌ。こちらもにも美味しい生ハムがたっぷり。

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私が頼んだプロバンス風サラダ。たっぷりのお野菜に、熱々揚げたてのナスとズッキーニが添えられています。サルサソースとともに食べるとひっくり返りそうになるほど美味しい~!! 帰国して家で作ってみましたが、同じようにはいかなかった・・・。

周りの人々は水滴の着いている美味しそうなワインを飲んでいましたが、今回もまた泣く泣く諦め車に戻りました。

『村』ではないのだけれど、プロバンスに来たのだったらアルルにも行ってみる事に。アルルは我々が好きな画家、ゴッホが何年か過ごした場所でもあり、沢山の作品を描いた土地でもあります。

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アルルには観光客が沢山。道の両側にお店がずらりと並んでいます。ボニューから来た我々にとっては大都会に思えてしまいます。日除け代わりでしょうか、道にカラフルな傘のデコレーション!すごいアイディア。

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ゴッホが描いた私の大好きな『夜のカフェテラス』という絵。1888年に制作されました。現地には説明書きとともにパネルが飾られています。

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そしてそのモデルとなったカフェ。『カフェ・ヴァン・ゴッホ』という名前で現在も営業をしています。

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その他にも絵の舞台となった場所が数多く残されています。お土産物やさんにもゴッホグッズが沢山ありました。

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そんなアルルともお別れして、車を返しにエクサンプロバンスへ戻ります。しかしまだ難問が・・・。レンタカー返却の前にガソリンを入れなくては!!しかもセルフ!日本ではほとんどガソリンを入れたことのない私(夫が担当)。道を尋ねながらガソリンスタンドへ何とかたどり着き、そばにいたバイクのお兄ちゃんを捕まえ聞きまくり、何とか給油し支払いを済ませ、無事完了!車も返却することが出来ました。

初めての海外レンタカーで何百キロも走りましたが、事故も無く本当に良かった~。一人で手続きをし、知らない土地をあちこち走り、システムの違う高速道路や駐車メーター、給油方法などなど、我ながら一人でよく頑張ったものだなあ・・・としみじみ。その気になれば何とかやれるものなのかも。またこれで更に男前になっていくような気がちょっぴりしています・・。

続く・・・

 

 

南フランス プロバンスへの旅 ②

①から続く・・・(*ちなみに今回の旅の写真は娘が撮りました)

我々が2泊したBonnieux(ボニュー)という村は、かつて敵からの進入を防ぐために山肌に張り付くように造られた、いわゆる『鷹ノ巣村』と呼ばれるものです。近くの大きな街エクサンプロバンスからレンタカーで1.5時間くらい。。。。。ホントはもっと早くつくのだけど、そこは安全運転で。何しろフランスの制限速度、高速道路は130キロ、田舎の道でも一般道は90キロなのです!!田舎道には中央分離帯もガードレールも無く、すぐ脇はブドウ畑・・・。なのに対向車は90キロでやってくるから、サイドミラーもぎ取られそう。ましてや畑になんて落ちたくな~い!慣れるまで怖い怖い。

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村の麓からの景色です。もっと上まで続いているのだけど、はいらない・・・

右側の建物がボニューのホテル。ご夫婦で経営している全6部屋の村で一番大きなホテルです。窓からはリュベロン地方の景色が広がります。お部屋は南仏らしい色使い~

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心のこもった素晴らしい朝食が用意されるテラスの窓辺。何日も連泊しているフランス人家族もいました。宿泊者が使える共同キッチンや冷蔵庫もあり、皆ワインや果物を冷やしていたり、アットホームで何だか懐かしい感じがしたお宿です。

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この手の村は、とにかく坂道と秘密の階段?の連続で健脚向き。村のレストランに行くのも結構大変です。けれど何気ない暮らしぶりの中のセンスがすごくいい。

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村の頂上にある教会からは、遠くにかつてあのサド侯爵がすんでいたという『ラコスト村』が同じように山はだに建っているのが見えます。こういった村々が車で20~30分くらいの距離に点在しています。

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この村の夕焼け・・・。教会の鐘が響く中、いつまで見ていても飽きることのない景色でした。ちなみにこれは九時ごろの様子。夏の夜は長いですね・・・。

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続く・・・