フランススタイルを学ぶフラワースクール NATURE(ナチュール)  大森駅から徒歩6分!パリスタイルのアレンジメントを基礎から学べます。DAFAやフランススタイルのディプロマ取得も。品川や目黒、川崎からも便利! 

大森のフラワースクール NATURE(ナチュール)では日仏フローラル芸術協会の認定講師によりオシャレでシックなパリスタイルのフラワーアレンジが学べます。


モナココンクール

モナコ国際コンクールの旅 その7(最終章)

嵐の様なコンクールまでの日程も全て終わり、帰国前に一日だけオフの日がありました。今回お世話になったマリーリュース先生が、エコールドブッケフランセから来た我々20余名をニース近郊の街とご自身の別荘へ案内してくださることになりました!

先ずは香水の街グラースへ。ここは『フラゴナール』という有名な香水メーカーの工場がある町。工場も見学できるようになっています。沢山の種類のエッセンスのビンが並ぶ様子はさながら化学実験室のよう。そして毎シーズンごとに新しい香りが作り出されるそうです。

IMG_6837見学のあとはおきまりで、ショップでお買い物・・・というコースになります。南仏の素敵な柄のブラウスを着たお姉さんが色々な製品をお試しさせてくれます。どれもエレガントで素晴らしい香りばかりで目移り?してしまいます。

IMG_6842 - コピーその製品の種類の多さにも驚きましたが、なにより驚いたのは小学生の団体が見学に来ていて、彼らも(当然男の子も!!)楽しそうに子供向けのコロンを選んでいたこと。さすがフランス人。こんな小さな頃から香りに親しむのですね~。おしゃれになるわけです。

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グラースの街にはフラゴナールのお店が何軒かあり、この角のお店では工場のお姉さんが着ていたような南仏柄の服やインテリア用品を扱っていました。どれも欲しくなるようなものばかり・・・。

このあとはマリーリュース先生の別荘へ。ご夫婦揃って飛び切りの笑顔で日本から来た我々(しかも大人数!)を歓迎してくださいました。

IMG_6868先生はフォションのケータリングで我々のランチを用意してくださいました。そして沢山のシャンパーニュも!(何本くらい開けていただいたのか・・・申し訳ない)

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フォションから届けられたフィンガーフードの数々。フォアグラとサーモンのムースが入ったマカロンやフォションの焼印付きのサンドイッチなど、どれもオシャレなものばかりでした。そしてこの色合わせ・・・。先生も色を合わせたアレンジメントを作ってくださっていました。

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フランボワーズのフィンガーサンド等など。素晴らしい~。これをお家で作るのは無理ですね。

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ご主人もお優しく、心から我々を歓待してくださり感謝するばかりです。キッチンを少し手伝わせていただきましたが、不慣れな言葉でのやり取りでもとても楽しくコミュニケーションができ、忘れられない思い出になりました。

大きなお家の裏にはこれまた大きなプールあります。プールサイドから眺める景色もフランスの美しい田舎といった感じでとても素敵!ご主人のお父様から受け継がれたとのことですが、本当に優雅な別荘です。

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思わずパチリ!

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楽しいひと時を有り難うございました。そしてこの後、サンポール・ド・ヴァンスの街で先生方とお別れし、我々はニースへと戻りました。

長かった旅もこれでお仕舞い。荷造りをし、いよいよ明日は日本へ向かいます。沢山の経験をした今回の旅でした。エコールの若山先生、マリーリュース先生、そして仲間にも助けられ、思いがけず銅賞をいただくことも出来ました。次に何が待っているか分からないけれど、恐れずにまた新しいことにチャレンジしていきたいと思います。応援してくださった方々、有り難うございました!

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さようなら、コートダジュール! さようなら、重かった資材たち! そしてさようなら、我々の作品!!

モナコの旅の記録もこれで終わりです。長い間お付き合い下さって有り難うございました。

 

モナコ国際コンクールの旅 その6

土曜、日曜と二日間開催されたコンクール。他の受賞作品を少しご紹介。

同じプロフェッサー部門金賞作品がこちら。これもとても大きな作品。

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色のグラデーションがとても緻密です。台座はアクリルでメディシス型をかたどった物。凝っています。こちらも大きな作品なので、制作時は脚立にのっていました。

以下は小さなサイズの作品達。こちらは『星座』がテーマの作品。天秤座を表した金賞作品。当然ですが全て植物で作られています。とてもモダンな印象でカッコいいですね。

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こちらは『シャクヤク』のカテゴリーの銀賞。凝った松葉のベース。そしてフレキシグラスが空間を大きく見せ、素敵な作品でした。

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本当に様々な作品がありとても勉強になりました。

さて、日曜日は閉会まで時間が少しとれたので、モナコから車で20分ほどの所にある『エズ』という村を訪ねてみました。かつて敵から身を守るために作られた山肌に作られた街はどこをとってもチャーミング。

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ずんずん細い坂や階段を上ってきます。その先には予約しておいた『シャトーエザ』のレストランが・・・・。

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途中の道からは想像できなかった絶景!!(高所恐怖症のかたは無理です)。こちらでコンクールに参加した仲間とお昼をいただき、それぞれの健闘を称えあいました。

その後はモナコの会場に戻り閉会後の撤収作業。一生懸命作った作品ともお別れです・・・。

 

モナコ国際コンクールの旅 その5

カロリーヌ王女ご入場の後、我々も会場へ。すると少し先に入られたエコールドブッケフランセの若山先生が「入賞しているわよ!!!!」と笑顔で駆け寄ってきて下さいました。 『え?入賞???』

そう、プロフェッサー部門で銅賞をいただいたのです!!完成した作品がこちら。

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緑の額縁からクロワッサンのアレンジが見え隠れするデザイン。そこにグレース・ケリーの面影を重ね合わせるというコンセプトで作りたいと思い、デザインを考えました。

行ってみたら作品の足元にブロンズ賞のカードが置いてありました。

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現地でオアシスが不足して仲間に助けていただいたり、日本から持ってきたものが合わずにニースで布を探したり、現地入りしてもアタフタしてばかりの我々でしたが、このように作品を評価していただきただただ感無量です。いろいろとアドバイスを下さった若山先生、マリーリュース先生にも心から感謝申し上げます。

表彰式ではカロリーヌ王女から直々にトロフィーと記念品をいただく栄誉にあずかりました。後ろには作品の映像が映されています。

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そして岩崎先生にも・・・

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2人でチームを組んでここまでこれて本当に良かったです。

さて様々な表彰の後はガーデンパーティー!もう6時過ぎなのですが、まだまだ外は明るくて・・

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フランス国立園芸協会の先生方も沢山来ていらっしゃいました。元会長さんと今回大変お世話になった若山先生と一緒にパチリ。

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緊張もとれて、この後は仲間と一緒にモナコのカジノへ行ってみました。ドレスコードもあるとのことなので、皆このままの姿でGO!

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カジノ・デ・モンテカルロはモナコで一番格式のあるグランカジノ。目の前にはフェラーリや特注のポルシェ、ロールスなどなど、ズーパーカー展示場かと思うような光景。車好きな人々が写真を撮りに来ていました。一体ここは何なのでしょう???ホントに浮世離れしている場所です。

我々はホンの少しだけカジノ内部を見学し、疲れた体を安めにホテルに戻りました。

内容の濃~~い一日がようやく終わります・・・・

 

モナコ国際コンクールの旅 その4

いよいよコンクール当日。既にフランスのDAFA3を取得しているので、今回はプロフェッサー部門へのエントリーとなります。4時間で大きな作品を作らなくてはならないので、浦和の岩崎先生とチームを組んで制作です。

今年のグランドテーマは『グレース・ケリーへのオマージュ』。そして我々がエントリーしたカテゴリーのテーマは『カマイユー』(同系色での濃淡)のクラシックスタイル。私達はグリーンをベースとした作品を作りました。

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限られた時間で進めなくてはいけないので大変です。作品には花の他に本物のブドウやリンゴ、ズッキーニ、ブラックベリーなども使っているのがおわかりいただけますか?

時間いっぱいを使って完成させ、あとは着替えてから授賞式会場へ・・。どんな作品が授賞するのか、初参加の私としては興味津々です。(でも疲れた~~~。)

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一緒に力を合わせて作品を作った岩崎先生と。本当に大変だったけれど楽しく作れたのは岩崎先生のお陰です。作品が無事完成したので、2人とも晴れやかな笑顔です。そして時間通りにカロリーヌ王女がご到着。皆さん拍手でお出迎えです。

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レースで美しく飾られた会場の入り口。濃いピンクの絨毯がとても綺麗な陰影を作っています。亡きグレース・ケリーの写真がいくつも飾られていて、懐かしさがこみあげてきました。

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モナコ国際コンクールの旅 その3

朝からニースの花市場へ。何となく大田市場に雰囲気が似ています。ここで明日から使う花を色々な仲卸さんを回りながら調達します。同じ花でも日本のものとはイメージが違うものもあるので、頭を軟らかくしていないと選べません。

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何とこの日はニースの市長さんがTVカメラ付きで視察に訪れていました。沢山の日本人がいたので、さぞや驚いたことでしょう。ニコヤカに市民と談笑中。

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我々は大量の花を仕入れてモナコへ移動~。バスで30分くらいでしょうか。ホテルの部屋に運んで早速水揚げ・・・。優雅な旅とは程遠いですね。お部屋はまるで花屋さんの様な状態です。

必要なものを買いに外へ。ホテルのすぐそばにヨットハーバーがありました。見たこともないような豪華なクルーザーばかりでビックリ!!夜にはこれらでパーティーがあったりするそうです。豪華すぎてちょっと浮世離れしてる感じ・・。それにしても日差しが強い。やはり南仏ですね~。

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さて明日からいよいよコンクール。会場はホテルの目の前の『グレース・ケリーのローズガーデン』の奥にある大きなテント?の様な展示会場です。ちゃんと作品が出来上がるのか、何だかドキドキします。

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がんばります。

 

モナコ国際コンクールの旅 その2

我々は日本からパリ経由で先ずはニースに入りました。そこで今回はボルドーからいらしたマリーリュース先生のレッスンを受けたり、またニースの花市場でお花の仕入れなどをいたしました。

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到着翌朝からレッスンです。いつもチャーミングなマリーリュース先生はアイディア溢れる色々な作品を教えてくださいます。ドライになった葉とバンダ(蘭)を使った作品。フランスらしいとてもモダンな印象ですね。こんな作品がお部屋にあったらカッコいい!!

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フレキシグラスを使った、こんな作品も・・・。今が旬のシャクヤクがとても綺麗です。

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知っているテクニックでも花や葉の合わせ方で全く違う印象の作品になったりします。ためになることが沢山!

実はニースに入ったのは昨晩遅~く。そして朝からレッスンだったのでようやくランチでニースの空気を吸いに外に出ました。(ホテルのお隣のお店ですが・・)

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サラダのランチ。インゲンやオリーブがタップリ入っています。そしてテーブルにはオリーブのタプナード(アンチョビなどと合わせてペースト状にしたもの)が。これをカリカリのバゲットに塗っていただきます。これでようやく「南仏に来た~」って感じがしてきました!

午後はコンクールの展示に必要な布やその他もろもろを探しに、いよいよ街に。ホテルの方に教えていただいた布地屋さん『TOTO』はまるで東京のユザワヤのよう。掘り出し物がいろいろありそうな、なかなかのお店でしたよ!そこで緑色の布を2mゲット。思い通りの色が見つかりホッと一安心。

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せっかくですからもう少し歩きましょう。布屋さんのすぐ先が海岸で『プロムナード・デ・ザングレ』(英国人の散歩道)といわれる遊歩道です。これぞニース!!何キロにもわたってヤシの木が植えられていています。ビーチには写真のような綺麗なデッキチェアーが並べられていて、本当におしゃれな海岸。

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こんな素敵な場所でゆっくりしたいところですが、まだまだやることが沢山~。バカンスはいつか別の機会に(いつ??)・・・ですね。

この時点でかなりへとへと・・・。明日はニースからモナコへ移動します。元気をつけなくては。と言う訳で夜は仲間とシーフードをいただきに、ガリバルディ広場にある『Cafe de Turin』へ。創業1908年とは、なんと100年以上続いているシーフードの老舗です。そしてやはりこれでしょう。

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明日からも一生懸命がんばろう!!

 

モナコ国際コンクールの旅 その1

皆様、一昨日の晩、モナコから帰ってまいりました!大変中身の濃いそして体力の要る旅でした~。そして・・・

『プロフェッサー部門で銅賞をいただきました!!』

そう、そうなのです。思いもよらない嬉しい結果となりましたことをまずご報告させていただきます。

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今回の旅の目的は『モナコ国際フラワーコンクール』への参加。このコンクールは今年で50回目という大変歴史あるもの。亡きグレース・ケリーモナコ公妃の後を継いで現在はお嬢さんであるカロリーヌ王女が主催なさっています。今回はプロフェッサー部門での出場ということで、同じ先生仲間である浦和の岩崎先生とチームを組んでの参加です。少しずつ、この旅の様子をお伝えしていこうと思います。