フランススタイルを学ぶフラワースクール NATURE(ナチュール)  大森駅から徒歩6分!パリスタイルのアレンジメントを基礎から学べます。DAFAやフランススタイルのディプロマ取得も。品川や目黒、川崎からも便利! 

大森のフラワースクール NATURE(ナチュール)では日仏フローラル芸術協会の認定講師によりオシャレでシックなパリスタイルのフラワーアレンジが学べます。


その他

母の日

皆様こんにちは。

日曜日は母の日でした。今年も何件もギフトの注文をいただき、有り難うございました。考えてみれば日頃の感謝の気持ちを伝える機会ってなかなかないですよね。お作りしたアレンジメントが皆様の気持ちを伝えるお役に立てればたいへん嬉しく思います・・・。

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私の母はお陰様で健在なので、今年は姉や妹と一緒にお洋服をプレゼントしました。私のアレンジしたお花も添えて・・・。いつもありがとう。そしていつまでも元気でいてほしいと思います。

 

クッカバラの大群!?

旅先で出会ったクッカバラ(葉の名称です)の大群。

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フランススタイルでモダンの作品をレッスンしたことのある方ならお馴染みのこの葉っぱ、市場でも一枚一枚切り離して売られていますが、本当はこんな山盛りで生えているとは!!

う~ん、この生え方をみると、今度はもっとダイナミックに生き生きと使ってあげなくてはいけないなあ・・・と思ったりします。

そんな時に思い出すのがフランスの画家アンリ・ルソー。彼の絵の中に出てくる葉っぱはそれぞれがすごく魅力的に描かれているのです。たとえばこれ。rousseau_leopard00[1] - コピーどうですか?なかなか面白い絵でしょう?余談ですが・・彼はジャングルなんて行ったことはなく、植物園で見た葉を色々と研究して描いたそうです。何が描いてあるのか、ついつい見入ってしまいますよね。

 

講師の勉強会&新年会

先週末に日仏フローラル芸術協会認定講師の勉強会と新年会が行われました。年に2回ほど行われますが、講師たちのブラッシュアップの場として大変勉強になります。

しかし・・・今回はどうしても所用と重なり、教室に着いたのは夕方・・・参加なさった先生方の作品を拝見してのお勉強とさせていただきました。

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T先生がお作りになっていたクロワッサン。季節の雪ヤナギを使ってかる~く仕上がってて素敵でした。

教室を片付けたあと、新年会へ。会場は自由が丘の『クラゲストア』。面白い名前のお店ですが、お料理の美味しいワインカフェです。シェフは恵比寿のジュエル・ロブションで働いていた方とか。

オードブル、サラダ、ムール貝のお料理に続きドーンとお肉料理も。

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そしてデザートの盛り合わせ・・・皆で分けましたがさすがにお腹いっぱいです。

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どれもとっても美味しくワインもgood!.  なかなかゆっくりお会いできない先生方との時間、話題はやはり最近のパリやベルギーの花事情や各々の教室運営、またDAFAの事など仕事の話が中心ですが、刺激たっぷりでとても良いひと時でした。

 

可愛い~ウインドウディスプレイ

久しぶりに夕方銀座に出かけたら、街のショウウインドウはすっかり冬のディスプレイ。「あと1ヶ月余りでクリスマス・・!?」と思いながら歩いていると一際チャーミングなウインドウが!!

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高級ダウンジャケット『MONCLER』の大きなウインドウでは、オシャレな毛皮やダウンを纏った小さなスキーヤー達が、トナカイやモミの木の間をどんどん滑り降りてきています。しかも遠近法! ずっと眺めていると私まで雪で真っ白のスキー場に来ているかのような気分になりました。一つのウインドウの中にこんな動きのあるチャーミングなディスプレイを作るなんて、本当にステキ。因みにもうひとつのウインドウでは別バージョンが。まだスキーの予定は無いけれど、こんなディスプレイを見ると、雪山に行きたくなっちゃいますね。

 

信州の秋・・

皆様こんにちは。何だか日々バタバタ忙しく、ブログをご無沙汰して失礼いたしました。

そんなバタバタ生活のなか、短い時間でしたが東京を離れ信州にリフレッシュに。その週末は『軽井沢マラソン』という大きなマラソン大会が行われており、生徒のHさんのご主人も東京から参加とのこと。Hさんも応援にいらしていたので合流して一緒に選手達を応援することが出来ました。(Hさんのご主人は見逃してしまって・・・残念!)

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信州の秋は早く、紅葉も真っ盛り。空気は冷たいけれど木々の香りが夏よりも濃い感じがして、胸いっぱい自然のエネルギーを吸ってきました。珍しく?アウトレットにもいかず、ただ林の中をぼーっと散歩。それが一番のリフレッシュ。

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苔庭の上に落ちている葉はまさに『吹き寄せ』・・・。自然の色合わせって、本当にステキだと思う。こういう色を見ながら、また次のレッスンで作る作品を考えたりします。

 

南フランス プロヴァンスへの旅 ①

皆様いかがお過ごしでしょうか?少し前になりますが私は7月末から南フランスに行ってまいりました!今回は娘と二人旅。古い雑誌で見かけた景色を探しに、レンタカーでフランスの田舎をまわる冒険旅行。ドキドキハラハラの連続ではありましたが、記憶に残る旅となりました。

訪れた場所は・・・エクサンプロバンス・ボニュー。その他プロバンスの美しい村々、そしてパリ

初めて訪れたエクサンプロバンスはパリとは違い、徒歩で把握できるくらいの大きさの街。画家セザンヌの故郷でもあります。町外れから見える山『サン・ビクトワール』はエクサンプロバンスのシンボル。セザンヌは度々この山を描きました。

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現存するセザンヌのアトリエは緑に囲まれたステキな場所です。韓国の子供達が見学に来ていました。

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街なかには美しいプロバンスプリントの専門店などもありました~。あまりに沢山の種類があるので迷ってしまいますが、布はとても重いので沢山は買えませんでした。本当に土地の光と景色にマッチする色です。

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街の広場のマルシェ!プロバンスの野菜や果物は味がとても濃くてビックリしました。桃やスイカ、ネクタリンなど、今までに食べたことのない程の美味しさ!!チーズやオリーブのマリネ、生ハム・・・ラベンダーの産地でもあるのでポプリなども豊富でした。ついあれこれ買いすぎ、ホテルのお部屋でムシャムシャ・・・(いっぱい抱えていますね~)

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ここからレンタカーで移動しましたが、日本にいるときにi-phoneに『sygic』という海外向けカーナビをダウンロードしていき、これが大正解!!初めてのフランスでの運転も本当に細かな音声付ガイド(英語)で本当に助かりました。

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そして立ち寄る小さな村々は美しい色で溢れています。村のタバコ屋さんだってこんなにステキ。

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そして目指すボニューのとなり村?のオーベルジュでお昼を・・・。ここはかつて一世を風靡した『プロバンスの12ヶ月』という本の中でも紹介されていたお店。正直周りに何~もなくて、カーナビ無しでは無理。迷いに迷ってやっと到着。夜なら泣いてました、絶対。でもテラスでいただくお料理はとてもステキでした。

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こちらの名物、プロバンスのオードブル。14~15種類の季節のオードブルが大きなトレイで運ばれてきます。この後にお料理が続きますが、これだけでもお腹がいっぱいになるほど。車なのでワインが飲めずに本当に残念!!

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食事を終えていよいよ宿泊するボニューという村に向かいます・・・。

 

オペラ『魔笛』を観にいきました

皆様こんにちは。台風は何とか去っていきましたが、もうこれで梅雨明けでしょうか・・・。いよいよあの暑さとお付き合いする季節が来るのですね~。覚悟!!

さて昨日、オペラ『魔笛』のチケットをいただくという幸運に恵まれました。せっかくの機会、ナチュールのレッスンを終えてから娘と二人でちょっとおめかしして夜の東京文化会館にいそいそと出かけました・・。

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今回は二期会オペラで演出は宮本亜門さん。全く新しい演出ときいていたのですが、幕が開いてビックリ。大道具などほとんど使用せず、プロジェクションマッピングを利用した、大変現代的な演出の舞台でした。

でも生のオーケストラが奏でる音楽、人間が生み出す『歌声』、そしてそれらが重なり合うのは今更ですがとてもとてもステキな瞬間で、やはり劇場でした体験できない素晴らしい時間でした。チケットを下さった○○さん、感謝!

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パラレルのアレンジと尾形光琳

『パリの花クラス』第3土曜日開講しています!体験レッスンもOK.詳細はブログの最後をご覧ください。

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DAFA2の試験課題で『パラレル』という作品があります。シンプルなだけに難しいのですが、大切な課題なのでDAFAは関係なくディプロマコースの生徒さんにも学んでいただくようにしています。

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この作品は二つの花器に葉を平行に差し、そこに花を添えていくというものですが、花器を前後にずらしながらいくつでも拡張していくことが出来るアレンジです。

これを作っていていつも思い浮かぶのが尾形光琳の『八橋図屏風』(ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵)。カキツバタが咲く水辺に橋がかかっていると様子を描いた屏風絵です。どうですか?パラレルのアレンジを拡張させると何となくこんな風になるのかな・・・と思いませんか?

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『八橋』は伊勢物語の中に登場するお話で、現在の愛知県の八橋という場所でカキツバタを見た在原業平が『らころも つつなれにし ましあれば るばるきぬる びをしぞ思う』という有名な句を詠みました。

東洋の美が西洋の文化に大きな影響を与えていることはたくさんあります。デコラティブな表現を好んでいた西洋の人々にとって、この絵のように絶妙な空間の表現をする日本の美術というのは大変新鮮だったことでしょう。花の世界においてはこういったシンプルな空間表現(例えば生け花など)がモダンの作品に影響をあたえているように感じます・・・。

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そういえば今日久しぶりに行った仕舞のお稽古。習ったのが杜若(かきつばた)だったなあ・・・何だかカキツバタ尽くしです。季節だからでしょうか?

ちなみにカキツバタは『アイリス』のことで、フランスのアレンジメントでも良く使われます。アヤメやショウブも同じ仲間です。

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体験レッスンのご案内

ナチュールでフランススタイルのお花を学びませんか?お気軽に体験レッスンにお越し下さい。

体験レッスン日程

6月17,18,19,20日    7月2,15,16,17,18日。水・金曜日は1時半~、木・土曜日は10時半~約2時間で1作品を作ります。

体験レッスンフィー:5400円(講習費・資材・税込み)

なお、体験レッスンは予約制です。1週間前までにHPのお問い合わせからメールにて、または電話(090-4706-8223)までお申し込み下さい。

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