皆様こんにちは。先日パリに行ってらした私のお花の先生が「谷部さんにお土産よ!」と仰るので何かと思ったら、なんと!!
『フランス国立園芸協会』の2019年のカレンダー、そして7月に私の作品が載っているではないですか!ちゃんと名前付きです。
反対側には作品全体が、、、
カレンダーはこのような感じで
裏には12か月の作品がのっています・・・
本当に驚き、そして大変光栄なことで感激でした。
これは2015年に私がフランスの花の技能試験であるDAFA3(プロフェッサー&デモンストレーターとしての認定)を取り、パリで行われた授賞式の時に作った作品の一つ。会場のロビーに展示したものです。
フトイとラナンキュラス、そして間にガラス管を使って花や茎が透けるようにしたいと思って作った作品です。ガラス管は太さにこだわっていたのでオーダーで作りました。展示まで時間が限られていたので、パリに到着してからもずっと徹夜で作業をしたものです。
授賞式はフランス各地から多くの見学者がいらして、ホールは満員。フランス農水省の方から賞状を頂いた後、受賞者が一人ずつ自分のメイン作品をデモンストレーションします。何か月も前からデザインを考え、何度も試作を繰り返して臨んだことを思い出します。
全員の発表が終わったら観客の人々が写真を撮ったり、作者に質問に来たり。カレンダーになった私の作品も沢山の人が「大好きだわ」と言ってくださいました。FIGARO誌の取材も入り、本当に熱気あふれる授賞式でした。
カレンダーを見つけてきてくださった先生と、作品を選んでくださった国立園芸協会の方に心から感謝です。とても大きな励みになりました。