先月上級クラスを終了した生徒さんが新たに加わり、研究科のレッスンも今月から賑やかに再スタートです。
研究科は今までに学んだ事を土台として自分らしい表現を考えたり、新しいテクニックを学んだりするクラスです。作品のヒントは出しますが、あまり私が作りすぎるとそのイメージにとらわれがちになるので気をつけています。
今月はサンゴミズキの枝を土台にした作品・・・・。出来上がった作品をいくつかご紹介します。
大輪のバラのイブピアーチェや真っ白なダリアを中心に、枝で作った土台の空間を活かしながらアレンジなさった生徒さんの作品です。
こちらは同じ花材でもダイナミックにアレンジした生徒さんの作品です。質感や重量感の異なる花材を上手に固めて配しているので、これだけ花を使っても重たさを感じさせませんね。
研究科だけでなくどのクラスでも生徒さんの数だけ違った作品が誕生します。そして『自分のしたい表現ってなに?』といつもどこかで考えながら作品に取り組んでいただきたいと思っています。それこそが私が考える『制作する喜び・表現する喜び』につながっていくと思っています。