朝夕だいぶ寒くなってまいりました。10月の研究科のクラスでも、秋らしいアレンジメントをレッスン。オウゴンミズキを使ったオブジェのようなデザインです。生徒さんの作品をご紹介!
ミズキの枝を格子状に組み、そこに花材をアレンジしていきます。ワレモコウやベニアオイ、そこに同系色のカラーやリシアンサス等・・・。秋らしさを演出するために、ビバーナムの実、ツルウメモドキも加えてみました。
枝を組むのが少し大変でしたが、皆さんとても器用に作っていらっしゃいました。
ワレモコウが揺れる様子を見ると、私は子供の頃、夏の終わりに奥日光の戦場ヶ原をハイキングした時のことを思い出します。なんとも印象的な花です。(赤褐色の実のようなものは花なのです)
また、ツルウメモドキははじめ緑の実をしていますが、少しすると皮が割れて中から柿色の実が出てきます、まるで小さな柿のようです。
花は一年中、様々な種類のものが手に入りますが、やはりその時期ならではの物に触れ、日々の暮らしの中での季節感を大切にしたいものです。