月に一回のお勉強会へ。
フトイという、フシの無い真っ直ぐな植物を生かして作るモダンなアレンジメントです。モダンスタイルは基本的な決まりはありますが、デザインはその人のオリジナル。ゼロの状態からステキ～と思える作品を生み出さなければなりません。これが大変なのですが楽しいのです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、奥から手前へと溢れるような感じで立体的に作ってあります。（それを上手く写せるカメラが必要？それとも腕？）
シンプルなフトイ、そしてアンスリウムの艶やかな葉、そこに小さな胡蝶蘭だけを配したデザインですが、そのシンプルさを『洗練さ』として表現するのに苦心しました。うっとおしい梅雨の季節を目で涼やかに過ごしたいものですね・・・。
そういえば昨年の６月はＤＡＦＡ３*の試験に向けて大変な日々を過ごしていたんだなあ・・・と、ふと振り返る。幾つもの小さな山を苦労しながら越えてきたらここまで来ていた感じ。人生って分からないものですね。
*DAFAとは・・・フランス農水省公認の花の資格試験で、フランス国立園芸協会によってパリで試験が行われます。レベルが１，２，３とあり、３はプロフェッサーとなります。ナチュールの主宰は昨年DAF3の試験に合格し、プロフェッサー及びデモンストレイターとして認定されました。DAFA3は日本ではまだ十数名しか保有者のいない資格です。
