生徒さんであり友人のHさん、お義母さまが渋谷の松涛で『押し花アート』の個展を開かれているとのことで、友人と共に拝見に伺いました。
いつも我々は生の切り花や葉を作品制作に使っておりますが、押し花は生花をプレスし急速に乾燥させることによって色と形をとどめることが出来るそうです。そしてその素材を組み合わせていくとのことですが・・・ステキな作品が沢山並んでいました・・・
新鮮なスイトピーをアレンジした作品。四方からの配置がとても面白くすてきですね。白い空間と葉のミドリ、花のブルーの色合わせがとても清潔感がありフレッシュな印象です。押し花という平面の世界なのに、奥にももっとスイトピーがあるのかな?と想像させるような素敵な作品でした。
押すのはお花だけではないそうです。こんなお野菜を使った作品もあり驚きました。ヤングコーンやアスパラ、ニンニク、オニオン、パプリカ等々・・・。ゼンマイもいます。周りにはオクラ達が飛んでいてポップですね~。押し花ならぬ『押し野菜』。とてもチャーミング!! そして感動しました。
というのも、女性の年齢を語るのはマナー違反かもしれませんが、作品をお作りになっているかたは実は80代の方なのです。二年半まえにも個展をなさり今回が2回目。その行動力とエネルギーには脱帽です。我々も見習わなければ!
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押し花展 『身近な植物たち』 渋谷Gallery6(松涛1-28-4) にて11/7まで
なお、ギャラリーオーナー様であるお隣の美術画廊『六合荘書画房』さんもとても素敵な空間です。