フランススタイルを学ぶフラワースクール NATURE(ナチュール)  大森駅から徒歩6分!パリスタイルのアレンジメントを基礎から学べます。DAFAやフランススタイルのディプロマ取得も。品川や目黒、川崎からも便利! 

大森のフラワースクール NATURE(ナチュール)では日仏フローラル芸術協会の認定講師によりオシャレでシックなパリスタイルのフラワーアレンジが学べます。


2018年

クリスマスリースの特別レッスン!

12月の我が家はコニファー(針葉樹)だらけ。とてもよい香りで満ちています。この季節ならではの品ぞろえで今年もリースレッスンを行いました!!

実付きのネズ、ブルーバード、ブルーアイス、クジャクヒバ、などなど。ベースはオーソドックスでありながら毎年少しずつデザインを変えながらレッスンをしています。私はやはりナチュラルな印象のリースが好きなのですね、自然とそういったデザインを提案していることが多いです。

土台にワイヤーでいろいろな葉を巻き付けていきます。ただ巻くだけでなく、様々な葉を取り混ぜて・・・。そうすることで同じ緑でも複雑な印象を作り出すことができるのです。今年はマグノリアの葉も使ってみました。

出来上がった作品を少しご紹介。

今年はサンキライの赤い実とリンクさせて、ワインレッドのラフィアをリボンに使いました。

ボリュームのあるリボンがモコモコとしてカワイイのですが、この色のラフィアだからこそ甘くなりすぎない、シックなリースが出来上がりました。オーナメントも控えめで上品な印象ですね。

トレーンを引くように長く伸ばしたラフィア。リボンのつけ方だけでも印象がだいぶ変わります。

まだまだご紹介したいステキな作品が沢山あるのですがスペースの都合上紹介できずごめんなさい。

今年ご参加いただけなかった方々、是非来年お待ちしています。この季節だけしかできない、自分オリジナルのリース、間違いなく価値あるものとなることでしょう。

 

クリスマスアレンジ!!

今年もあっという間に12月になってしまいました。ナチュールでは12月はクリスマスのアレンジを主に行っています。毎年どんなデザインにするかを考えるのは楽しみでもあります。今年の『パリも花クラス』では・・・

華やかにサムライという名前の真っ赤なバラやサンゴミズキの赤い枝などを使ってのアレンジメント! レッスン用のテーブルの上もご覧の通りのにぎやかさです。アクセントにシルバーのオーナメントも加えて・・・

完成です!真ん中にそびえるコチアの枝が冬のイメージでとってもゴージャス。生徒の皆様もとても喜んでくださいました。お宅に飾ってたっぷり楽しんでくださいね。

今年も様々な出来事がありましたが、皆様がよいクリスマスを迎えらえられますように・・・。

リースレッスンのお知らせ

今年もリース作りのレッスン会を行います。生のコニファー(針葉樹)や実、オーナメントを色々使って作る、ナチュラルでよい香りの本物のクリスマスリースです。生徒の皆さんにはご案内済ですがまだ少しお席がありますのでご興味ある方はお知らせください。(写真は過去にレッスンした作品でイメージです)

リースはドアに飾るのが一般的ですが、お皿に乗せてキャンドルを飾るのも素敵ですよ。

日時

12月7日(金)10時半~

12月8日(土)10時~。それぞれ約2時間。

参加費:ナチュール生徒 6500円、一般7000円

 

参加ご希望の方はメール nature.studio1228@gmail.com でご予約ください。締め切りは12/2です。それ以降はお問い合わせください。(なお、大変勝手ながら男性は知人及び紹介のある方のみとさせていただきます。)

マリーフランソワ・デプレ先生のレッスン

こんにちは。PCの調子が悪くなり、直していただくのに時間がかかってしまいました。というわけで書きかけだった記事、ちょっと時間が経ってしまったのですが載せますね。

今月前半に私が所属する『日仏フローラル芸術協会』がお招きしたフランス人アーティスト、マリーフランソワ・デプレ先生のレッスンが行われ、私をはじめナチュールの生徒の方も何人か参加してまいりました。マリー先生はモダンスタイルが大変お得意。午前は10作品ものデモンストレーションを拝見し、午後は各自で作品を作るというとても濃い内容!既成概念にとらわれない自由な発想にとても刺激を受けました。

大きな花器に添えているのは何とシャワーホース!「これは面白そう!」と楽しくなるそうです。そして出来上がったのがこちらの作品。カーブしたホースの形にリンクさせたニューサイラン、そして全く異なる素材感のデンファレが作品の素晴らしいアクセントになっています。

こちらはクリスマスのアレンジ。こちらも大きな作品ですが、紅葉した葉の使い方がとてもチャーミングです。
こちらはウエディングブーケの一つのスタイル。作り方は参加した人限定ですが、なるほど!と思うポイントが沢山。とても軽くて花嫁さんも疲れない工夫がしてあります。

松を使ってのクリスマスアレンジ。いろいろなテクニックを拝見することができました。
午後は我々も制作を。ミスカンサスとハランを使ってのモダン作品。私も葉で生み出す空間を見せたくて苦心して・・・

細やかなミスカンサスの葉のワーク、ダンスするような躍動感など、上手く表現できていたら嬉しいです。

マリーフランソワ・デプレ先生とは前日にお食事もご一緒し、楽しいひと時を過ごしました。和菓子、特に季節感のある美しい『ねりきり』にとても関心を持たれていたので、レッスンの時に和菓子の作り方のコピーを差し上げました。帰国したらチャレンジなさると・・・。ほんとに好奇心旺盛なところがいつもフレッシュな作品につながるのでしょうね。ご一緒できたこと、本当に良い経験になりました。


 

ダニエル・オストの作品を三越で

皆様こんにちは。少し前から日本橋三越がリノベーションをしていましたが、ようやく終了。一階の売り場は隈研吾さんの『オリガミスタイル』のデザイン、そして同時に先日私がベルギーでお邪魔した、ダニエル・オストがウェルカムフラワーなどを手掛けていたので、期間終了間際でしたが見に行ってまりました。

IMG_2747鳥が飛び立つところをイメージしたという作品。コケを土台にして大量のバンダ(蘭)がグラスチューブに仕込んでありました。作業の皆様はさぞやご苦労でしたでしょう。

IMG_2756こちらは地下からの入り口に作られたもの。着色された竹の土台に、こちらも色とりどりのバンダの花。大量です。

IMG_2754外のウインドウディスプレイにも作品がありました。黄金ミズキにこれまた珍しい色味のバンダ!

IMG_2752お隣には別の色で・・・。

IMG_2748残念ながら会期は今日までですが、ご覧になれなかったかたはこのブログでお楽しみください。

 

『ODORANTES』のお二人と遭遇

先日、寝ぼけ眼で大田市場に仕入れに行きましたら、おや、どこかでお見かけしたことのある方々・・・・。そう、かつてレッスンに伺ったパリはサンジュエルマン・デプレにある有名なフローリスト 『オドラント』のアーティストのお二人、エマニュエルとクリストフでした。

IMG_2648伊勢丹でデモンストレーションとレッスンのイベントのための来日とのこと。私は自身の仕事のため拝見することはかないませんでしたが、レッスンに行ったことがあるとお話したらとても喜んでくださいました。

これはその時の写真・・・

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お店の前で。あれ、同じコートを着ている??

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独特のムードをもったお店。飾ってある花も素敵です。

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その時にレッスンした作品。18世紀の絵画をイメージして作るというテーマでした。ロココ期のフラゴナールのことを言っていたと記憶しています。

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そしてその時も通訳などでお世話になったようこさん。今回も一緒に来日なさっていました。

またパリに行ったときはあの独特の世界観に触れてみたいと思いました。皆さんも機会があれば是非。

『ODORANTES』 9Rue Madamu,75006 Paris,France

 

色々UPします。まず今月のレッスン!

お知らせクリスマスリースのレッスン会 開催!

日時:12/8(土)10時~約2時間

生徒の方;6500円 一般:7000円(お茶付き)。参加ご希望の方は12/2までにご予約下さい。(ビジター大歓迎。勝手ながら男性の方はご紹介者が必要です)

写真は過去の作品で、イメージです。

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ブログ不精なわたくし・・申し訳ありません。このところお花関係の出来事が色々ありましたので順次UPさせていただきます。

今月の研究科クラスでは先日ベルギーのダニエル・オストのところで勉強してきた作品を生徒の皆さんにも作っていただきました。大きさを日本の家にあうようにするとバランスも良いと思います。

DSC01730スチールグラスにてこずりながらも素敵な作品が出来上がりました。今回添えたのはファレノ(胡蝶蘭)。レインボーという種類です。

DSC01737とてもムードのある色ですよね。爽やかなスチールグラスのオブジェとお花がお互いに引き立てあいます。お花のレッスンというと花を活けるだけ・・・と思いがちですが、もっと大きな枠で考えると、もっと自由な発想に出会えるのだということを海外に出るたび思います。

そして『パリの花クラス』ではキャンドルスタンドのアレンジメントを。秋なので紅葉やドングリを扱ってみました。

DSC01725キャンドルスタンドは生徒の皆さんもお好きなのですが、ただ活けるだけではつまらないですよね。今回は紅葉のファーガスを使って、思い思いにスタンド周りを飾っていただきました。テーブルいっぱいに色とりどりの葉を広げての作業はまさに秋でした。

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ナチュールでは体験レッスンを承っています。お花に興味のある方、フランススタイルを知りたい方、お気軽にご連絡下さい。(参加希望日1週間前までにご予約ください)

12月の体験レッスン可能日:6・12・13・14日。水、金は13時より、木曜は10時15分より約2時間のレッスンです。

体験レッスンフィー:5400円(講習費、花材込み。)

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華やかな秋!!

ベルギー、そしてパリでたくさん刺激を受け、また今月も気持ちを新たにナチュールのレッスンが進んでいます。今月の『パリの花クラス』では大人の華やかな秋!といったテーマでレッスンをしています。甘くて可愛いだけでなく、やはり大人はシックな華やかさが欲しいところ。あなたの秋は、どんな色でしょう!?

DSC01695レッスンではテーブルの上も何ともゴージャス!ダリアを中心に、秋の色満載です!

2時間のレッスンを終え、生徒の皆さんの作品も完成。ご紹介しましょう。

DSC01698 - コピーこちらの方は濃茶の花器を使われています。花器によってもイメージは少し変わりますね。今パリのお花屋さん、そしてベルギーの展覧会を見ても、固まりとポンポン…といったように、高低差をつけてチャーミングに仕上げた作品がよく目に留まります。今回はフジバカマをあえて高く入れて作品全体にリズムが生まれるようにしてみました。皆さん気に入ってくださったでしょうか。

今月は17,18,19日にも同じ作品をレッスンいたします。ご興味ある方はnature.studio1228@gmail.com または090-4706-8223 ヤベ宛、14日昼までにご連絡ください。体験レッスンも承っています。(お席には限りがあります。満席の場合はご了承ください)

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ベルギー研修 その4

今回はベルギーからパリに移動して帰国の予定。短い時間ですがパリでもたくさん刺激を受けましょう!

DSC01620どしゃ降り続きだったベルギーとはうって変わってパリは晴天。久しぶりの青空です。きれいなプランタンデパートの建物。歩いてジャックマール・アンドレ美術館へ。行く道の途中で素敵な花屋さんを発見!

DSC01641何ともお洒落な店内です。

DSC01639壁の色や置いてある花、花器などの色合いが何とも言えません。素敵なガラス器があったので購入。重いですが頑張って持ち歩きますよ!

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ジャックマール・アンドレ美術館。ラッキー!ちょうどカラバッジオの展覧会が始まっていました。1時間近く並んだけれど見る価値のあるものでした。

DSC01649この美術館は19世紀に建てられた邸宅。ご夫妻が収集した美術品で溢れています。どのお部屋も素晴らしい装飾で当時のブルジョワジーの暮らしぶりが伺えます。

DSC01654庶民には考えられないほど贅沢なつくりのサンルーム。冬でもあたたかな日差しが取り込めるようになっていますが、床のデザインも何と凝っていることでしょう。カラバッジオの展覧会だけでなく邸宅そのものにも圧倒されました。

最後に仲間の先生といつものようにカキを食べて旅を振り返ります。行くのは左岸マビロンの駅のそばにある『huitrerie Regis』。一年中カキを食べることができます(生カキと白ワインだけしかありません)。とても小さなお店ですが、カキ好きの方にはオススメです!

DSC0165924個の生ガキを2人でペロリといただきました。

今回は移動も多く本当に忙しい旅でしたが、実り多きものとなりました。我々日本人には思いつかないような作品に対する感覚は、やはり現地に行かないと感じることができないものでもありました。学んだことをまたレッスンで皆様に還元していきたいですし、私自身の作品作りにも大いに生かしていきたいと強く感じました。

ベルギー研修 その3

今回のもう一つのミッション。それはベルギー人の有名なフラワーアーティストであるダニエル・オストさんのレッスンを受けること。オストの工房はアントワープからやはり電車で・・・。このアントワープという駅は世界で一番美しいといわれる駅舎。クラシカルな建物と幾何学的な窓や天井のデザインなど、ほれぼれします。機能性だけでなく美が共存している。日本にも学んでもらいたいところです。

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併設されているカフェも素敵~。けれど立ち寄る時間なく覗くだけで残念。

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サンニコラスにあるオストの工房。シックな色合いのお店です。今日はここで一日レッスン!

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その日は店内装飾の変更中で、お店にそんなにお花はないのだとお弟子のマルコさん。それでも十分素敵な色合い。

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何気ないガラス瓶たちも絵になります。 さて我々はいくつかの作品のデモを拝見した後、午後は制作に移ります。

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背の高くない私には少し高めの作業台。スチールグラスをたくさん使う作品に挑戦中。緻密な作業が特徴のオストさんの作品。手を痛めておられるので今回はマルコさんが直接指導をしてくださいました。

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こちらが完成した作品です。珍しい色合いのバンダの花を添えて・・。とても手間のかかるものでしたが、緻密に作ってこそ美しさにつながると実感。一日立ちっぱなしでヘトヘトでしたが最後にケーキでホッと一息~。癒されました。

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ほかにもこんな素敵な作品も・・・。

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勉強になることの多い、貴重な時間でした。お庭もオストさんが手入れをなさっているそうで、この写真のように雰囲気のある素敵な空間でした。